去年の秋に軽量化としてgnomeからxfceに移行した。
とはいえ、gdmは残留していたことが心残りだった。
手持ちの化石ノートに軽量化したdebianを入れたついでに試してみたSlimをCentOSにも入れてみる。
残念ながら、yumで一発完了とはいかないようなので、本家から辿ってソースを取得する。
ちなみに構築時のバージョンは、1.3.2。
尚、ビルド時の依存ライブラリを事前に導入しておく。
yum install gcc-c++ libX11-devel libXft-devel libjpeg-devel libpng-devel
後は、流れ作業...
wget http://prdownload.berlios.de/slim/slim-1.3.2.tar.gztar xf slim-1.3.2.tar.gz && cd slim-1.3.2./configuremake && make install
これで一通り導入される。
が、以降の設定変更をしないと利用できない。
- /etc/sysyconfig/desktopの作成
- /etc/X11/prefdmの変更
- ~/.xinitrcの作成
#!/bin/shDESKTOP=¨SLIM¨DISPLAYMANAGER=¨SLIM¨
等と記述したファイルを作成する。
この設定で、後述 prefdmを切り替える。
[/etc/X11/prefdmの変更]
if [ -f /etc/sysconfig/desktop ]; then . /etc/sysconfig/desktop if [ "$DISPLAYMANAGER" = GNOME ]; then preferred=/usr/sbin/gdm elif [ "$DISPLAYMANAGER" = KDE ]; then preferred=/usr/bin/kdm elif [ "$DISPLAYMANAGER" = XDM ]; then preferred=/usr/bin/xdm elif [ "$DISPLAYMANAGER" = SLIM ]; then preferred=/usr/bin/slim elif [ -n "$DISPLAYMANAGER" ]; then preferred=$DISPLAYMANAGER fifi
等とgdmやxdmと同様に、preferredの設定を追記する。
[~/.xinitrcの作成]
make install時に作成される/etc/slim.confに従って、
DEFAULT_SESSION="gnome"
case $1 in
kde)
exec startkde
;;
xfce4)
exec startxfce4
;;
fluxbox)
exec startfluxbox
;;
*)
exec $DEFAULT_SESSION
;;
esac
等と記述したファイルを作成する。
他にもやり方は色々あるだろうけど、面倒なのでこれでヨシとした。
尚、このステップを省くと、
「 Failed to Execute Login command 」
と出力されて無限ループにハマるので注意が必要!
[/etc/slim.confの変更]
sessionsに利用するxsessinを必要に応じて追記する
make install で導入した直後は、
sessions xfce4,icewm,wmaker,blackbox
と記述されていた。
軽量系がそろっている当たりにSlimのターゲットユーザーが滲み出ている。
ちなみに化石ノートに構築したDebianでは、
slim.confの編集のみで一発利用できた。
ディストロ利用者層の違いか...
ちなみに化石ノートに構築したDebianでは、
slim.confの編集のみで一発利用できた。
ディストロ利用者層の違いか...
0 件のコメント:
コメントを投稿