2009/10/11

VB6でSubversion

実質上、SCMの選択肢がVSSのみVB6で「Subversion」を連携させるメモ

[インストール]
まずは下準備として、
Subversion, TortoiseSVN , WinMerge
をインストールする。

次にIDEと連携しているように見せかける為、
SVNSCC
をインストールする。
※INSTALLを参考に、SVNScc.regを編集後に結合したが、
何か出来ないとか言われたので手動結合した(>_<)

↑入れると、VB6終了時に異常終了したり、色々と挙動不審になる...
無難に、「Source Code Control」アドインを無効して、SVNVB6頼りにする。

仕上げにVSSと同じ操作感でチェックイン操作する為、
SVNVB6
をインストールする。

[利用方法]
アドイン -> SVN VB6
SVNVB6が依存するバイナリのファイルパスを設定する


ファイル操作は、VSS同様にコンテキストメニューで行う


「SVN Infos」で、ファイル情報を参照


ファイルを編集して保存すると、VSS同様ファイルのアイコンが変わる


「SVN Differences」で、現状ファイルとリポジトリを比較する
※WinMerge必須!


「SVN Check IN」で、更新したファイル内容をリポジトリにチェックイン


チェックイン時のコメントは、「SVN Infos」の「Log」タブで参照


[課題]
SVNVB6は、下記をその内対応するらしい...
  1. Detect renaming of files and automatically rename the file in the repository
  2. Detect removing of files and automatically remove the file from the repository
  3. Adding an frx is detected correctly, but when binary data is removed, the frx-file should also by removed from the repository
  4. Better detection of binary files (automatically try to lock an frx-file when it is changed)
  5. Check-out to a new working copy
  6. Update an entire project at once
  7. Branchng and merging of branches
浅いVSS運用からの移行のみと考えれば、さして問題はなさそう。
但し、他SVNツールと比較すると、「7」は明らかなデメリットと言えそう。
後は、しばらく運用してみて問題が山積しないことを願う。

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